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はじめましてVAGAVOND特殊部隊 新隊員の牧野です。2003年度の池原60捕獲数14本、ネストは6本、 他は普通の釣りです。(見かけても石を投げたりしないでね!)今年一年間池原での60退治をVAGABONDユーザーの方に公開していきますのであまり期待せず参考程度(参考になるかは?)にお楽しみ下さい。 9/26 死ぬかと思った……の巻 25日と26日の二日間、またまたボスに誘われて、池原に行くことになりました。 今回は大会に参加(ボスの脅迫で!!)することになり、土曜から下見に行くことにしました。 いつものように朝はデカテキサスをやりに行きましたが行ってビックリ!!水が多すぎて(通い始めて初めての水位)いつもの場所はどこか解らないぐらいです。それでも感覚で実験してみましたが全くもってアタリもかすりもしません??? これで僕の大会は終了!!みたいな感じです。とりあえず最上流までビックベイトを投げながら流してみますがどうも……です。 備後にでも移動しようかと思い、エンジン全開で走行していると知り合いが釣りしていたので手を振り、下っているといきなり バン!!!!と サスペンド流木にヒット!! その瞬間船はスピン!!!!! あら~~~~!!!!と思った瞬間、今度はエンジン脱落??え──────っ????????と思ったら、キルスイッチ付いていないし!!!!(マーキュリーなのでなくても動いてしまいます。) 水の中でエンジンは動いたままクルクル回り続けていましたが、何とかエンジンを停止させました。その時頭によぎったのは「この左手を離すともしかしてエンジンがなくなる??? これって中古で135000円も出して購入したけど無くなる買わないといけない??? 今は仕事も暇でそんな余裕ないし!!」 そこでボスのことが頭によぎりました!!…「牧野君どうせなら船ごと買い換えちゃう?? 新艇1台用意しようか?? フドウいっとくか! ハッ ハッ ハ!!!」 そんな事は絶対に出来ません! 何とか両手でエンジンを持ちながら耐えることが出来ますが、どうやって船に上げるの?? 頑張れば頑張る程、体力を消耗していきます。支えるのがやっとです! そこで知り合いの方を見るとこちらを見ています。助けてくれと叫びたかったのですが声も出ません。しかしあまりの僕の変な姿に気付いてくれてこっちに来てくれました。ここで一瞬ホッとしましたが、ロープを掛け、3人で引き上げようとしても意外と上がりません。すると通りかかったレンタルボートの3人乗りの人がいきなり手伝ってくれてなんとか無事引き上げてもらえました。 この時助けて下さったみなさんには心より感謝しています。 本当にありがとうございました。教訓その1. 船は船屋さんで点検&メンテしてもらいましょう!教訓その2.走行時には必ずキルスイッチをつけましょう!(僕は自分でしているのいでこんな危険な事になります) そこからエレキで行ける距離に坂本スロープがあったので、とりあえずそこに行き、エンジンを何とか船に装着してかけようとしましたが勿論かかりません…。仕方無いのでエレキでトボトボ帰りながら下見ついでにサイトしながら下って行くと、あるエリアにロクマルが3匹浮いています?? でも釣りをしてる暇はないので先を急いでいると結構その周りだけ魚が泳いでいます。しかもみんなパスする場所なので「明日ここでしよっかな」と思いながら後ろ髪を引かれつつ先に進み、途中知り合いに牽引してもらい、スロープでエンジンを掛かるようにして何とか釣りが出来る状態にしました。 もう一度、先ほど魚が多かった所に戻り、スピニングでカットテールを投げてみると40センチ位のがすぐに釣れました。その後少し経つと、次は50センチが釣れました。あまり釣ると明日釣れそうに無いのと、雨が強くなりましたのでここは置いといて、備後筋を見に行くと結構魚が沢山いました。トップにも付いてくるけど釣れない感じです。きっとスピニングでやれば3匹は何とか釣れそうですが、重大問題が一つあります。 それは、『これだけ魚がいる=明日は人も沢山くる』という池原でのいつもの図式が成り立ちます。大体10時過ぎれば減りだすので、それまでは入らないでおこうと思い、その日の下見は終わりにしてとっとと4時には車で寝ました。 本番の朝、ようやくボスも到着して、なんじゃかんじゃで時間は過ぎ、とうとうスタートです。 やはり備後に行く人も結構います。坂本もいるにはいますがなぜか僕のいる所は誰も来ません!! いただききますとばかり1投目から38センチ位のが釣れました。(実はこう見えてライトリグは超得意です!!)そして2投目、根掛かりして竿をあおると ポキッ!! え────────────っ! 僕の愛用の竿がとうとう折れちゃいました。(アクションロッドではございません) どうすんねん?? スピニングが無いと、どないも出来んがな??? 今日は終わり…みたいな感じです。(きっと池原の神様が、最近僕が来ないからと怒ってるみたいです!!) 良く考えると残った竿は665の1本(2本しか積んでません)。テキサスでもしようと思い、やってみるものの、この場所ではマッチしません。仕方が無いので16ポンドの先に6ポンドのリーダーを結んで4インチカットテールをワッキーにしてやってみました。 するとすぐアタリはありましたが弾いてのりません?? そうこうしてる間に時間は刻々と過ぎていきます。ヤバイと思いながら続けていると待望のアタリがありました!! 今度こそ!と思い、どんどん糸を送り出し、ゴックンさせてなんとか40センチ位のを釣りました。やっと2本ですが既に9時です!! このままここで頑張っていいものか、人のいる備後に行くべきか悩みましたが、スピニングが無いからプレッシャーのかかる備後で取る自信も無いので、結局このまま頑張ることにしました。するとまたもやアタリがありフッキング成功!! 結構いい引きです。50センチ位の手ごたえですので、一気にいきたい所ですが、665にリーダー6ポンドなので無理も出来ず、クラッチをキリ応戦していると 立ち木にまかれてしまいました!!!! これで僕の大会はホントに終わりみたいです。これが素人のいいとこで、肝心な所でやられます。 そろそろ移動しようと思いましたが3本どうしても揃えて備後に行きたいと葛藤しながらその近辺をサイトしながら行ったり来たり。でも結局その岬に戻る(インサイドの岬で見た目しょぼいですが水中は…)を繰り返していました。どうしても “もう1匹” が釣れないまま、良く見ると日向になってます。イチかバチか1オンスのスピナーベイトBカスタムをヤケクソで投げるとこれがビックリ! いきなり51センチ捕獲!! 結局釣りはこんなもんです。それから黙々とスピナーベイトをほり続けましたがもちろん釣れません。やはり事故みたいです。時間も11時位でしたので備後に移動を決意しました。備後に行くとボスがいました。 そこでボスに「スピニング折れて大苦戦です」と言うと、なぜだかアクションロッドの「エギングバージョン」が出てきました。「これでいいやん!!」と言われ、手渡されたのはとても長いヘンテコなガイドの付いた竿でした?? まー無いよりマシかと思い借用しときます。(きっとボスは今日の晩御飯のおかずを池原で釣るつもりで来たみたいです。でもエギは付いていませんでした…) 3匹揃ったがイマイチサイズが上がらないことを告げると簡単に一言!!「ロクマル釣って来たら?」と言われてしまいました。(釣れたらエギングロッドなんて借りませんて…) とりあえず目的のエリアに到着し(備後黄金の500メーター)早速トップを投げまくりましたが何にも付いて来ません…。仕方無いので時間いっぱいサイトすることを決意して探していると、なんとなく大きそうなのが時折泳いでいます。これならば後は食う魚がいれば何とかなると思ったものの、時間があまりありません。後は運だけの状態です。とうとう狙いのエリアも終わりに近づいた時に岩盤に一瞬黒い影が見えました?? とりあえず遠くに離れてカットテール6.5インチをロングキャスト!(エギングロッドは凄まじく飛びます!!)そのままホールさせて時計を見るともう帰る時間です。 あ? 今日も終わりか…と思い糸を見ると あれ??? 横に進んでます??(食ってるし!!)と思い、合わせてみるといきなり凄い引きで突っ込みます!! いつもの竿(ベイトのMHにスピニングのガイドをつけた池原専用)ではないのでどんどん走られます!!これってデカイやんと思い、必死で沖にエレキで誘導したのはいいのですがやわらかい竿を使い慣れていないのでどうすることも出来ません!!巻いては出されるを繰り返しながら備後の真中で格闘していました。(周りの人はきっとロクマルと勘違いしたでしょう!!)やれどもやれども上がりません…。後は魚が疲れるか糸が切れるか根比べです。こんなに魚が上がらないのは久しぶりです。姿すら一度も見ぬまま頑張り続け、ようやく上がってきた魚はデッカイし─────ってなかんじで何とかネットイン!! ハァ~ 疲れた&凄い嬉しい!!みたいな感じです。結構重そうですがロクマルには程遠いです。しかしこれで何とか上位に入れそうです。 急いで帰着する途中、ボスがいたので立ち寄ると「ロクマル釣れたか!!」と言われました。(だからそんな釣れませんてっ!!)魚を見てもらい、二人でもしかして優勝?かしら??などと話しながら計測に向かいました。(こんな時に遅刻で失格とかなるとかないませんから)計測してもらい3匹で5500でした。1番でっかいのは55センチ2500でした。池原のポテンシャルでは普通くらいの魚ですね。これで勝てるかしら???で皆さんの計測を見ていると意外と釣れていないみたいです??? きっと池原のバスが日曜日はお休みだと言う罠にまんまとやられたみたいです。(池原の魚はまじめに日曜日はつれにくいのが事実です。だからでっかいのを釣るには、いいタイミングでいいエリアに入らないと簡単には釣れません。ホントに釣れる時は誰がやっても物凄く釣れる日があります。結構人間はいい加減なもので、釣れたら活性が高いとか釣れないから低いと言いますが、池原はよほど水が悪い時や気候の変化が無い限り、1日頑張ってタイミングさえ合えば50センチクラスは慣れれば意外とイージーにキャッチ出来ます。でも1匹も釣れない時もありますし、勿論自然の変化を敏感に感じる慣れと経験が一番大切です。池原独特のクセさえ掴めばかなり最高のフィールドであることだけは確かです) で、結局は優勝&ビックフィッシュで幕を閉じた一日でしたが、やはり大会とかは疲れるので僕には向いていないです。やはり自然を満喫しながら釣れようが、釣れまいが、池原で楽しむのが今は1番の楽しみですね。今まで散々池原に通い熱心に研究してきましたが、なんとなくでも思うように釣れると意外と飽きてきます。意外と釣れなくて試行錯誤している時が1番ほんとは楽しいのかもしれません。そろそろトッパーにでもなる日が近いです。 来年は特殊部隊あらため変態トッパー入門記に変更してるかもしれません。 それでは皆さんまたいつの日かお会いしましよう!! さようなら!! 7/28 池原 VAGABOND 夏合宿 編 今回前回から約1ヶ月ぶりの池原釣行の模様をお伝えします。 今回はボスから召集命令があり、日帰りの池原「夏合宿(修行)」です。 山口県在住・プロスタッフの瀬来さん達が来るとのことで遊びに行ってきました。 今回の僕の作戦はサイトでしたので朝イチに坂本の入り口から流すことに。 まずは朝、ボスのおもちゃ箱から奪い取ったアメリカから密輸した新型兵器スイムベイト(通称: 焼き魚くん)をキャストして遊んでいると、いきなり池原営業部のロクマルくんがチェイスしてきた!! が、しかし口から何か生えています?? 良く見ると魚のしっぽです!!(そらアンタ食えんでしょ!!) しかし営業の割にやる気のある動き。釣れそうなのでストーキングしながら付いて行くと(実はかなり深いので慣れてないと見えないかも?)餌場となる所に必ず停止します。 かなり食べたそうですが、口にはシッポが生えて食べれないみたいで、仕方がないので消化するまで付いていこうと思い追いかけますが、すごい距離を泳ぎまくります。何度か焼き魚くんを投げてみましたが反応はいいものの、お口に入らないみたいです。気づくと2時間以上経過していました!! またもや罠にかかってしまいました。(トホホ…) 追跡中もサイトしていましたが、ネストはまばらにあるものの50UPどまりで肝心のロクマルはいません。 仕方ないので去年の夏発明したアフターのロクマル回遊狙い撃ちでも試そうかと思い、回遊ポイントに急行しました。 仕掛けはいつもの超ヘビーテキサス(2オンス以上)に、オリジナル15インチリザード (15センチじゃないよ!!) でスタート。 1投目は何の反応も無く、2投目いきなりロクマルぽいアタリがあったのでとりあえず思い切り合わしましたが、木に変身してしまいました!! よくある事なので、とりあえずポイントを1時間ほど休ませてもう一度投げてみました。 投げてから3分位経った頃にまたもやアタリがあったので、今度は気合を入れ、合わせたところ見事フッキング成功!! その時点でロクマルと分かる手ごたえだったので、慌てず騒がずゆっくりと引きを満喫し、見事キャッチ!! 63.5センチ、4500gのアフターのバスでした。(今回も任務完了!!) この釣りの肝は絶対にまわってきそうな場所でわざとでっかいワーム(長いだけではダメだと思います)を根掛かりさせて気長に待ち続けます!! たまに軽く揺するくらいで、後は何分でもほったらかしにしていると、そのうち囓りついてくる時がありますが、はっきり言って釣れない日が多いです。釣り上げた時も何匹か後ろから付いてきていたので、かなりの数で群れていたみたいです。 僕が狙ってサイト以外でロクマルを釣る、数少ない作戦の一つです。これで何回か釣っていますので、マグレではなさそうです。 多分人のやらない方法でいろんな事を試せば、自分だけの釣り方は必ず見つかるはずです。 色々な方法でロクマルに挑んでいますが、僕が一番メインに考えているのは、「いかに事故を誘発するか!」の様な気がします。 池原で普通に釣りをしてロクマルが釣れる事はかなり少ないと思われますので、僕がいつも考えているのは、その事故的に釣れる要因を何とか故意に起こせないかと日夜研究しています。 場所もかなり重要ですが場所が分かった所でそこへ、いつ、どのタイミングで入るか!の方が多分重要です。(これは経験を積む以外ないと思います。) その次に自分の中で、どの季節のどんな動きをしている魚を狙うか!で、その魚たちが一番好みそうなルアーとリグとアクションが決まってくると思います。場所や狙う水深でおもりの量やリグが変化します。 池原でロクマルを追い続けて感じたことは、自分なりに理解出来ないとそれをやり通すことが出来ないので結果的に釣れないのだと思います。 その為には、情報よりも自分を信じ、やり通すのが実は一番のデカバスへの近道かもしれません。 釣れたと言う結果よりも、その過程をいかに楽しむかと言うのも釣りを長く楽しむには大切なことのような気がします。(なんやかんやで僕も20年以上しています。)どうしたら釣れるかは、結局魚しか教えてはくれません。自然相手な遊びですから絶対というのはない気がします。 だからこそ楽しく遊べるわけで長く続けられるのでしょう。 てことでよく分かりませんが、今回はあまりの暑さでよくわからぬままロクマルも釣れ、挙句に最後はガス欠でボスに牽引してもらい帰るハメになりました。 でも結果的にバカボンド夏合宿(修行)を存分に満喫でき、プロスタッフの瀬来さんも50アップを2本釣り、挙げ句の果てには鬼の編集長の清水さんに至っては、水面で4バイト、3フックアップ、1キャッチと天才ぶりを存分に発揮(ちなみに同船のボスは大きな声では言えませんが1バイトのみ…)と楽しめたので良かったように思います。 次は秋(9月)合宿予定ですのでまた楽しめるとよいと思います。 最後に一言!!ロクマル釣りたきゃ魚を知れ!! 以上。 みなさんまたねーーー!! うが・・ふ・ふ(サザエさん口調) 6/26・27 ウォーターハウス大会見学 編 今回は約1ヶ月ぶりに池原にいってきました。 (前回の取材からいってません!全く釣りしてません! 理由は貧乏だから!!!) 今回は特殊部隊2号が大会に参加するので(僕は出ちゃダメーらしい)土曜日から行ってみました。 久しぶりに行くと(今年は1ヶ月で1回ペース… イマイチやる気が出ないぞ…)水位が10メートル位上がってます!!台風で一気に増水したらしいです。トボトスロープのスタッフに聞くとネストなんか見えんぞーと言われ、トホホ状態…。 今年はまだネストで釣ってないので1匹くらい釣りたいなーと思っていたのですが、急増水じゃ仕方ありません。こうなったら去年炸裂したアフター回遊待ち伏せ大作戦(去年これで7月に5本ロクマル出てます!!)でもしようと思い、一個目の場所に到着しましたが待てど暮らせど魚が泳いできません?? 仕方が無いので次の場所にいきます。エレキを降ろし場所を眺めているととても浅いところにロクマル発見!! おなかが空いてご飯でも食べているのかしら? と思い、近づこうとすると逃げちゃいました!!まだ投げてないやんけ! 愛想のない奴だ!! 後から見ようと思い、先に進むことにしました。 20メーターくらい見ましたが子バスが沢山泳ぎ回っています。きっと下にデカイのはいません。(でかいのが沢山いるときは子バスは食べられるので、あまり沖に遊びには行かないみたいです。) ここもイケてなさそうなので、さっきロクマルがいたのを見に行くとまた同じとこにいます??? なんでこんな浅いとこでおんねん???と思い眺めているとこっちを見て怒っています。 だから投げてないやんけ!! こいつはなにやら僕のことが嫌いみたいなので説教してやろうと思い竿を握ると、またもやいなくなりました。 きっと、お前なんかに釣られるかい!! てなふうに思っているみたいです。でもエサ食べたそうにしてたのはなぜ?? よほどおいしいものがあるのかと思い、ロクマルがいなくなった場所を見に行くと岸から50センチ、水深1メーター無い位の所にネスト発見!!(普段こんな浅いとこ見てません!!)あらラッキー!!と思い沖に1度出るとどこからとも無くロクマルが戻ってきます。 とりあえず投げようとするとまた逃げちゃいます。 だから投げてへんやんけー!! やっぱり浅すぎて丸見えなのでしょう。おちょくるように目の前を行ったり来たりしています。何投かしましたが反応するどころか、オスまでいなくなる始末…。でもメスはこっちをたまに見てバーカと言ってます!!たかが60ちょろのくせに人間ナメてます!! お前は必ずラチってやると思い、最近お気に入りのスペシャルワーム10インチをヘビダンでセットし、何もいないネストに投入!! またまた近くにいたロクマルはいなくなりました…。何もいないネストで動かしていると、かなり虚しい…。 ロクマルは悠々とお散歩してます。(きっと人間はバカと思ってます)こうなったら『必殺! びりびりシェイク』しかないので試してみるかと思い、1段下に落として黄金の右腕でびりびりっとシエイク!! その瞬間、猛ダッシュでアタックしたかと思うとミスバイト!!(ちゃんと食わんかいボケ!!) びりびりシェイクは1度きりの技などでヤバイ! と思いそのままにしてるとロクマルも眺めています? にらめっこしながら次の技を考えタイミングを合わせて『びっくり大作戦』を使うことに決定したので間合いが会った瞬間にえい! とやるとガブッ!! と丸飲み!(ざまーみさらせ!!) 後はゆっくりラインスラッグをとりガツン!とあわせをくれてやりました! 結構ちっさいわりに良く走る魚でしたので引きを堪能し、弱る前に世界記録対応スペシャルネット(多分池原で5番以内に入るデカさ!)で金魚すくいのようにランディングを決め捕獲完了!!人間をおちょくってるわりにあっけない奴でしたので、1日漁船の説教部屋に監禁することにしました。 時間もまだ8時なので、特殊部隊2号(約2ヶ月ぶりの釣り)の練習でもするかと思い、次の場所に入りました。アフター回復狙いのスペシャルリグで一投目いきなり2号のロッドにすごい手ごたえがありましたが木に変身?? よくある話です…。気を取り直して2投目。今度はフックアップ! 無事52センチ捕獲成功。明日があるのでこの場所は去り、次のポイントに移動しました。ここでは泳いでくる見えバスをやっつけていき48センチと56センチをキャッチ。さすが2号です! 僕はと言うとロクマルが釣れたので1度も投げずのんきに見学です。12時になったので本日終了!!(早っ) 明日に備えてお昼寝です。明日はどうなるのでしょう? 桟橋に帰りロクマルを計測したところ、63センチ 3300gのごく普通の魚でした。 すぐ釣れたし、得した気分の1匹でした。今年もそろそろ本気出す季節が近づいて来ました。(僕の狙いは秋の回遊ロクマル) ぼちぼち真面目にしないといけないかと思う今日この頃です。 大会の方は、日曜は池原のバスはお休み傾向でかなり釣れなかったのですが2号は2位。でかい魚がつれなかったので(特殊部隊はロクマルを釣らないとボスに叱られます!!) 非常に残念です。ロクマルのネストを打っていた(前日のより明らかにデカイです!)のですが時間がなかったので急遽見えバス釣りで3匹釣りにはしりました。肝心な時に釣れないのが僕たち素人の良い所です。 僕は参考記録ですがかなりすばらしいのが釣れたので大満足です。 詳しい大会結果はウォーターハウスのホームページで見てくださいね。7月は後2回位釣りしよっかなー!(人が思うほど普段はまったく釣りをしません。)前回の予告はトップ堂を読んで下さいね!!(面倒くさくて書けません) ロクマルの釣り方や、スペシャルな武器は色々ありますがご要望が増えない限り公開はしませんのであしからず…。 知りたい方は直接聞いて下さい! 何でも教えます! プロじゃないので隠す必要が全くありませんので、ドシドシ質問してくださいね────っ! ではまた。 6/1・2 ボスと一緒に池原激闘 編 最近サッパリ池原に行っていませんでしたが、6月1日・2日と約1ヶ月ぶりにトップ堂の取材の為、ボスと一緒に池原に行って来ましたのでその模様をお伝えします。 今回の取材のお題はズバリ!『トップで60UPをマジで狙う』と言う企画で、各メーカーのトップビルダーの方々が入れ替わりに1週間滞在しての取材でした。 今回参加させてもらう事になりましたが、僕はトッパーなのかしら?と思いながらも、まぁ池原だし、50くらいは楽勝でしょ!と思い参加致しました。 が、それが地獄の始まりになるとは…。 ということで今回のお話は長くなりますが、偽トッパー地獄絵図を最後までお楽しみください。(全部読まないと必ず損をしますよ。)
朝1番にトボトスロープからボスと共に、バカボンド秘密工作船 葉っぱ号でいざ!備後の最上流エリアに向け出発しました。 秘密工作船は今回始めて乗りましたが、かなり早いので(マーキュリー 4ST 30 馬力!)楽チン楽チン!!すぐに着いちゃいました。 早速、ジョインテッドアローで探り始めたところチェイスの多いこと! 2回に1回はチェイスがある状態でした。はっきり言って「楽勝やん!」と思える展開が朝から訪れました。「な~んて今日はトップ日よりでしょう♪」という思いがどんどん湧いてきます。しかし、これが全ての誤算でした…。 待てど暮らせど釣れません?? ルアーチェンジ、カラーローテーションをボスは繰り返しますが、変化の無いまま気が付くと雨模様からお天気になっちゃいました。「トップって雨の日に釣れるって本に書いてるやんけ! なんでついてくるのに釣れへんねん??」と思いましたが、ここでボスが一言、「ポジション近すぎるしー!」 なるほど、そういえば池原に通い始めて早5年、見える魚を狙いすぎるうちに自分の間合いが完全にサイト漁師ポジションになっていました!!(なんでこんなんでいつも釣れるんだか…?) 早速、ロングディスタンス作戦に変更したのですが、時すでに遅し! カンカン照りになっちゃいました。いい加減釣れんかいな?と黙々と投げまくりますが、池原によくありがちな、いるとこにしか魚がいないぞー状態です。(地形が良い所が多すぎて、本当に釣れる所は限られています)GPSを駆使して(頭の中にあるとてもすぐれた漁師コンピューター)をフル回転して工作船で走り回りました。 その結果、日向の水通しの良い岩盤と、立ち木の絡むポイントのみチェイスやバイトが得られます。でも釣れない! いい加減飽きてきたのが昼前です。ボスは後ろで、すねた子供のようにジョインテッドアローでバチャバチャ遊んでいます。(この時これがボスの作戦だとは全く気付きませんでした!) その時いきなりのバイト!!ボスの「来たぁー」と言う声が、地球の果てまで響き渡ります。光る魚体は明らかに50前後の良い魚。「これで取材が成立やん!」と思ったのも束の間? 見事魚が取れちゃいました。 なぜかしら?と思ったら「ドラグしまってないやん!」とボスの一言(皆さん真似しちゃいけないよ)。 ボスが言うには、キャスト後一発目のアクションでバシャっと大っきめの音でジョインテッドアローを首振りさせて、その後チョンチョン動かしていると、深い所にサスペンドしているバスにスイッチオンして食ってきた!?というれっきとしたパターンだと言うことです。そしてこれが新釣法「メキシコ釣法や!」と言っています。肝はジョインテッドアローのリップを、サフェース使用にくねくね曲げて、自分の一番アクションしやすい位置に曲げます。(移動距離が最小でワンアクション目に大っきな音が出るぐらい)これが重要で、リップがその場で状況に合わせてチューニング出来るのもジョインテッドアローのかなりなポイントなのです。 とりあえず偉い人の言うことは真似しとくのが僕のテクニック?の一つなので、すぐさまやってみる事にします。同じような感じのエリアに移動し、開始早々またもやボスにバイト!! でも残念ながら乗りませんでした。僕も真似していると、いきなり巨大な影がチェイスしてきますがバイトに至らず。その後すぐにまたもチェイスがありましたがバイトしません。 どうやら僕のアクションが悪いみたいです。しかしこのメキシコ釣法作戦に切り替えてからいきなりチェイスが増えるし、バイトもあります。どうやら希望の光が差してきたのかもしれません。ここでお昼なので休憩することにしました。 しかし投げまくるのも楽じゃありません。もはやクタクタです。「トップはつらいよ」とはこの事です!! ハァーーしんど。ボス曰く、「もう釣れたも同然や!!」との事ですので、午後からに期待しする事にしました。 お昼ご飯を食べ、いざ午後からの勝負ですがここで大事件発生! のんきにお昼ご飯を食べている間に、ゴールデンタイムが去っているではありませんか!? なぜなら僕の狙いは、カンカン照りの岩盤の立ち木の為、お日様が出ないと効果激減です。こりゃまずい状態ですが、投げなきゃ始まらないのでとにかく投げ続けました。メキシコ釣法を信じてひたすらポイント移動を繰り返していると、ここで待望のバイト! フックアップしましたがどうやら小さい?ようです。ですが、やっぱり魚の絵が無いとやばいので、慎重にやり取りし、ランディングに入る時ふとフックのかかりを確認すると、1本しかかかっていません! やばいやん! と思ったときにはポロッ。どうやら僕の竿(665改怪獣退治専用)はノンキーパー(池原での僕のキーパーは50UP)はオートリリース機能で自動的にリリースする装置までついている事がこのとき判明しました。 さすがアクションロッド!!針を外す時間までも無駄にはしない、とてもすばらしい機能です。とか言いながらボスの目線が背中にグサリと突き刺さります!! (ちなみに、ジョインテッドアローは663もしくは664の方がはじかずキャッチ率はUPしますよ。665ではテンション抜けしますので2キロ以下でしたら一気にランディングしましょう!!)。 とてもやっちゃった状態ですが、メキシコ釣法は間違いなく効き目があるようなのでやり続けましたが、この日はこれで終わりました。…1日目ノーフィッシュ!! かなりヤバイやん…..。晩御飯はバーベキューなのでワクワクでしたが、片付け中にボスが「釣れるまで帰れんやろ! 明日60釣らな特殊部隊クビ!」という、なんとも無茶苦茶な事を言い出しました。「クリアーレイクのリアル系の威力をみしたらんかい!!」と言われましたが、トップで60釣る自体企画に??てな感じです。時期的に夏以降のプレッシャーの無いとき以外、トップに60出すんは奇跡でも起きんとつらいやん…と思いましたが、この時僕は「こうなったら釣れるまで一人でも残ったる!!」と言う恐ろしい作戦を思いつきました。これで完璧なのでおいしくバーベキューを頂いて、ぐっすり寝ることにしました。ビルダーの中西君も合流し、僕はマイ漁船を下ろし、いざ勝負と一直線に備後に向かいました。工作船1号は黙々とキャストを繰り返します。僕はとりあえずサイトしながら魚がどこについていて、どう動くか、お日様が出るまで観察することにしました。(ただ単に投げるのに疲れただけです。)しばらく行くといい立ち木に、65くらいの池原でよく見る営業部員のバス(誰にでも見える池原にきたお客さんを喜ばす為に、村に雇われている客寄せパンダ)がいましたので眺めて楽しんでいました。ボスは「それ捕まえれんかい!」と言いましたが、1週間くらい頑張るか、電気ショック(うなぎを感電させて気絶さす方法)くらいしかなさそうなので、あまりバスの仕事の邪魔をするのも悪いし、次のお客が来る前に先へ進む事にしました。きっとあのバスは今週1週間でかなり営業成績が伸びるでしょう!!(次にその場所にきたレンタルのお客さんはまんまと罠にはまっていました。) 黙々と先に進む頃には、お日様も出てきてだんだん良い感じになってきて、岸際を流していると泳いでいるバスがだんだん増えてきました。 ボスたちは先にバックウォーターの方にどんどん進んで行きます。僕はと言うとなぜか60のネストを見つけてしまい、しばし遊んでみましたが遊んでくれないので飽きてきた頃、魚がたくさん動き出しているのに気づき、気温も上がってきたので、その上の岩盤に進むことにしました。(自分の任務はトップで釣ることだと思い出して)そこでメキシコ釣法1投目にバイト! 無事フックアップし、バラす訳にはいかないので暴れようが何だろうが巻き続けキャッチに成功!! が、40センチくらいです。とりあえずライブエルにラチし、次に進むとちっさなヘコみの深い所に2匹の影を発見。すかさずジョインテッドアローをキャストし、メキシコジャークをかましたとたん逃げちゃいました…。そのまま先に向かいキャストしましたが、そのエリアの端に着ましたので最後に先ほど60がいた地点にゆっくりと遠くから近づきキャスト! 1アクション入れポーズ。すると黒い影が浮上してきました!!真下にきた瞬間にちょぽちょぽとアクションを入れた瞬間バイト!! ビックリしながらも、ど根性フッキングを決めたとたん、良い感じの重みがロッドに伝わりました。これをバラすと、多分ボスに島流しにされるだろうと思い、マッハでランディングに入り、アッと言う間に捕獲成功!!! 何とかロクマルありそうでしたが、メジャーを持っていなかったので急いでボスのいるバックウォーターに走りました。そこで計測し61センチで無事ロクマルだと分かり、やっとの思いでもの凄いプレッシャーから開放されました。 今まで何本ものロクマルを捕獲し、普段ならぶち抜く大きさの魚が、これほどまで大きく見えたのは初めてです。雑誌の取材はほんと大変だと思いました。久しぶりに手足が震える喜びを感じました。まだまだ人間が小さいようです。(もっと修行せねば!!)ボスや中西君やトップ堂の江波戸氏が喜んでくれた事と、このハイプレッシャーの時期の池原で水面に出した事、取材で捕獲できた喜びは、きっと自分の釣り人生の宝になるでしょう。 「さようなら池原!!」「さようならみなさま!!!」 これで特殊部隊のページは最終回となります。 短い間でしたがみなさまありがとー!!!!!!!!!!!!!!!! と言いたいところですが、ボスに釣れて良かったですねと言うと、「アホ!これからやんけ! 俺もロクマル釣っとくわー」と取材続行!! 「特殊部隊やったらナナマルトップで出したらんかい!」と激を飛ばされ、まだまだこのページは終わる事はありません。 夢のナナマル捕獲までは………。 で、取材はと言うと、お昼からボスも50UPを釣り、一応大成功となったバカボンドチームは、他のビルダーの方々を残し、とっとと池原から逃げ帰りました。 僕も色々勉強出来た良い2日間でした。また良い作戦を思いついたので、試しに池原でも行ってこよっと♪ 4/29 奇跡を呼ぶジョインテッドアロー 編 皆さんお元気ですか?今回も2日の予定で28日と29日池原に行ってきました。 28日は5時から出船したにもかかわらず強風・寒さ・雨の三悪でした!! その中で必死に探した結果、結構ネストがあることが判明したので明日に期待して朝8時には桟橋に帰着しました。(早すぎ!!) (でかいの発見してますが見えないのでほったらかしです。) お昼寝しながら風待ちしましたが池原のご機嫌が悪いようで、結局出れずに終わりました。 明けて29日朝一番にわくわくしながら60のところに行くとなぜだかも抜けのカラやん!!?? かなりヤバイと思い探しまくりましたが、増水とにごりの影響(池原は一日で何メートルも増減水します)で全く発見できません。こうなったら必殺技の闇雲全域サイト作戦(ただの行き当たりばったり)に切り替え、流しつずけましたがどこまでいっても見つかりません。唯一、1箇所だけかなりのクリアーなエリアを発見しました。(この時すでに12時。探しだして7時間経過!!)根性で捜しましたが何往復しても見つかりません。エレキのバッテリーもやばい状況になったその時、偶然立ち木に1匹の魚を発見しました。 とりあえず良く観察しながらシークレットワーム(そのうち公開します)でアプローチ開始しましたが、あえなく撃沈!!かなりあきらめモード全開でしたが絵になる魚を釣らないとボスに叱られそうなのでサイトのロクマル狙いから50UP乱獲作戦に切り替え、暴風のエリアに大移動して釣り出しましたが、エレキが限界で漂流状態。どうにもこうにもなりません。さすがに諦めるしかないので叱られるのを覚悟して帰着することにしました(人間諦めが肝心です!!) 帰り道に先ほどの立ち木を見によりましたが魚はやはりいません。 エンジンアイドリングのまま(バッテリー残量ゼロ)片付けながら流していると、今まで気ずかなかった沖の水中に2本の細い枝が見えました??よく見ると2本の魚が居るではありませんか!!!しかしアイドリングで流している為、どうしよも無く魚に気付かれ逃げようとした時、とっさにジョインテッドアローをキャストし着水した瞬間、1匹が反転してバクっと食いつきました!!!心の準備が出来ぬまま、一気にランディングに入りハンドランディング!!つかんだ瞬間もしかして??と思い測ってみると61センチあるではありませんか!!!! 釣れた本人が一番びっくりしたのは言うまでもありません。ジョインテッドアローは実は見た目の美しさよりも食わせの力がある素晴らしいルアーなのを皆さんは気付いていますか?? 今回偶然釣れましたが、実はジョインテッドアローに秘められた秘密があるのです!!! 皆さんもガンガン投げてその秘密を探して見てください。また機会がありましたら(釣れなくて書くことが無い時に)詳しく説明します。ではまた来週!!
■使用タックル: アクションロッド(A/CP 210 XX 665 改・グリップ長300mm)■ライン: バウオ20ポンドフロロ■ルアー: ジョインテッドアロー 4/18 池原玉砕 編 第1回目のお題は池原玉砕編です。 4月18日、そろそろシーズンインしそうな池原に日・月曜の予定で行ってきました。 情報ではネストも出来たし、そろそろだと言うことで探して見ました。 はっきり言ってたくさんネストがあります。でも50後半どまりです(涙) 僕は60以外ネストでは釣らないので(たまに間違えて59をつってしまいますが) 予定変更でビックベイトでやってみました。 ここからが本題で、結果から言うと50UP×2本と悲しい結果に終わりましたが、釣り方は結構面白いかも知れません。ルアーはもちろんジョインテッドアロー(カラーは?)ですがこれは食わせで使います。 まず、枝ぶりの良い立ち木(よこ枝の沢山ある幹の太い水深が根っこでだいたい5~8ぐらいのやつ)を探します。池原の立ち木は見た目はどれも釣れそうですが、沢山バスがいる立ち木といない立ち木ははっきり分かれます。水の中の地形と枝振りが肝です。 その木の真中に何でもいいのでデッドスティックで優れた動きをするビックベイト(僕は自作です)をジャボンと投げます。出来るだけデカイ音で着水してください。そして魚が浮いてくるまで3~5分待ちましょう。魚が寄ってきたら本番です。ジョインテッドアローを遠くに投げ(音を立てずに着水)、魚が浮いているビックベイトを見ているところの真中を超高速で通過させるとあーら不思議!!50UPが釣れちゃいます。(たまたま2匹釣れました) あわせ技も時には有効になりますので試してみてください。 と言うことで60が釣れず悲しみの中、月曜は雨が降るみたいなので逃げて帰りました。(寒いの嫌い) 次回は良い報告が出来るよう週間天気予報と潮見表とにらめっこする牧野でした。 池原で見かけたらぜひ食料をもって声をかけてください!!(手ぶらは無視します。) それでは皆さんまた来週(来週もいくんかい!!)
■使用タックル: アクションロッド(A/CP 210 XX 665 改・借り物の硬いの)■ライン: 20ポンドフロロ■ルアー: ジョインテッドアロー